5.冠詞

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5-1.不定冠詞
イタリア語の名詞は文中では普通冠詞を伴って用いられます。
不定冠詞は、単数形名詞の前に置かれ、不特定な「ひとつの」「ある」といった
意味を表します。
男性 un 母音および下記以外の子音で始まる語の前
uno S+子音、z、gn、ps、xで始まる語の前
女性 una 子音で始まる語の前
un’ 母音で始まる語の前
Che cosa e’ questo? これは何ですか?
E’ un quaderno. (1冊の)ノートです。
E’ questo? それで、これは?
E’ una penna. (1冊の)ペンです。
Che cosa sono questi? これえらは何ですか?
Sono quaderni. (何冊かの)ノートです。
E’ questi? それで、これらは?
Sono penne. (何本かの)ペンです。
5-2.定冠詞
イタリア語の名詞は文中では普通冠詞を伴って用いられます。
定冠詞は後続する名詞が、文脈その他によって特定化しうるものを指す場合
(「その~」「例の~」)、総称的に用いられる場合(「~というものすべて」)
唯一物を表す場合などに用いられます。
単数 複数 次に来る語の語頭音
男性 il i 下記以外の子音
lo gli s+子音、z、gn、ps、x
l’ gli 母音
女性 la le 子音
l’ le 母音
Cosa e’ questo? これは何ですか?
E’ il quaderno di Maria. マリーアのノートです。
Cosa sono questi? これらは何ですか?
Sono I quaderni di Maria. マリーアのノートです。
Chi e’? (彼女は)誰ですか?
E’ la sorella di Luigi. ルイージの姉さんです。
Chi sono? (彼女たちは)誰ですか?
Sono le sorelle di Luigi. ルイージの姉さんたちです。
5-3.固有名詞と定冠詞
イタリア語では、人名や地名などの固有名詞も男性。女性いずれかの文法上の
性を持っています。
1)人名と定冠詞
肩書や敬称のついた姓や名の前では、一般に定冠詞を付けます。
il professor Rossi ロッシ先生
la signora Maria マリーア夫人
ただし、呼びかけの時には定冠詞を省きます。
また、don(聖職者や貴族を指して)、fra(修道士を指して)のように、
いつも定冠詞を伴わないで、人名の前に置かれる呼称もあります。
女性の性の前では、しばしば定冠詞を用います。
la Bianchi
名を用いる場合は普通無冠詞ですが、その人の作品を指すような場合、
定冠詞をつけることがあります。
Leonardo レオナルド(・ダ・ヴィンチ)
il Leonardo レオナルド(その作品)
姓の前に複数定冠詞を付けて、一家や一族を表すことができます。
i Medici メディチ家
2)地名と定冠詞
山・海・川・湖・島・国・大陸などの名前は普通定冠詞を伴ないます。
le Alpi アルプス山脈 l’Oceano 大西洋
il Tevere テヴェレ川 la Sicilia シチリア島
l’Italia イタリア il Giappone 日本
l’Asia アジア
都市の名前は普通無冠詞ですが、修飾語がついた場合には定冠詞を付けます。
Milano ミラノ la bella Firenza 美しきフィレンツェ
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