22.受動態と非人称si

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【基本例文】
La signora Baldi e’ amata da tutti. バルディさんは皆に愛されています。
Questo romanzo viene letto dai giovani. この小説は若い人に読まれます。
Queste regole vanno rispettate. これらの規則は守られるべきです。
Si vede tutta la citta dalla terrazza. テラスから町全体が見られます
Si mangia bene in questo ristorante. このレストランは美味しいです。
31-1.能動態と受動態
◆能動態の文 Mari invvita Gina a cena.
この文では、Maio(文の主語)がGina直接補語)に対してinvitare「招く」という行為を及ぼしている
ことが表現されています。
このように、文の主語が動詞で示される動作・行為をなす主体になっている場合、
その動詞の形態を能動態と呼びます。
これに対して次の文では事情が違います。
◆受動態の文 Gina e’ invitata a cena da Mario.
上の文では、Gina(文の主語)はinvitareの動作主ではなく、動作主であるMarioから、
その動作を受けることが表現されています。
文中の「e’ invitata」が「招かれている」の意味を表す部分です。
このように、文の主語が動詞で示される動作・行為をなす主体ではなく、そうした動作の
及ぼされる対象になっている場合、その動作の形態(受身形)と呼びます。
受動態をもつ動詞は他動詞、能動態において直接補語をとりうる動詞に限られます。
また、受動態を用いた文で動作主は表現されないこともありますが、表現される場合は
普通前置詞のde「~によって」を伴って示されます。
イタリア語の受動態には、「助動詞+過去分詞」で表される形式のものと、
受動態の代名詞siを用いるものとがあります。
31-2.助動詞を用いた受動態
この「助動詞+過去分詞」で構成される受動態には、3種類の形式があります。
いずれの場合も、過去分詞は主語の性・数と常に一致します。
essere + 過去分詞
最も基本的な受動態の形式です。
例として、amare「愛する」の受動態の現在形を見ておきます。
amareの受動態現在
sono  amato(a) siamo amati(e)
sei  amato(a) stete amati(e)
amato(a) sono amati(e)
venire + 過去分詞
この受動態の形式において、venire「来る」という意味を全く持たずessereと
同じ働きをします。
ただし、この受動態は近過去のような複合時制では用いられず、単純時制(
能動態において助動詞や過去分詞を伴わない時制)においてのみ用いられます。
andare + 過去分詞
この受動態は2つの違った用法があります。
いずれの用法でも、動作主を表現しないのが特徴です。
・「~されるべきである」という義務・必要性の意味を伴った用法。
動詞の単純時制のみ用いられる。
・紛失・消滅などを意味する一群の動詞とともに使われ、「essere + 過去分詞」と同様「~される」
という意味でつかわれる用法。
単純時制と複合時制で用いられる。
31-3.siを用いた受動態
主語を3人称に限った上で、「si + 他動詞3人称単数・複数」という形で表される受動態です。
このsiを受動(受身)の代名詞と呼びます。
動作主は表現されず、また複合時制の助動詞にはessereが用いられます。
この受動態では主語がしばしばどうしの後に置かれます。
Si vede una stella in cielo. 空に星が1つ見えます。
Dove si vendono queste merci? 今晩はどこで食事をしましょうか?
Si sono visti strani tipi in giro. 怪しい連中がうろついているのが見えた。
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2 Replies to “22.受動態と非人称si”

    1. ご指摘ありがとうございます。
      No.22でしょうか?
      詳細に教えていただけたら嬉しいですが、調べてみます。
      因みに、私は男性ですよ!
      よろしくお願いいたします。

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